ナミビアで国際シンポジウムを開催しました

2023.10.23

20231010-11日の2日間、ナミビア共和国スワコップムントで国際シンポジウムImpact of Chemical and Biological Hazards on the Environment, Animals and Human Health and its Countermeasureが開催され、北海道大学獣医学研究院および工学研究院、ザンビア大学、ナミビア大学、ボツワナ大学、ジンバブウェ大学から合計31名の教職員および学生が参加しました。

各セッションの基調講演では南部アフリカ各国からの参加したチェアより各国の環境保全に関する課題が紹介され、質疑応答や会議の合間にも活発な情報交換が行われました。

一般講演では南部アフリカ諸国に共通する課題である鉱物資源の持続可能な開発を中心に、環境汚染物質の動物種ごとの健康影響や評価手法、精錬過程や鉱滓処理での環境負荷を低減する工学的手法など多岐にわたる演題の発表がありました。また、生活に欠かせない陸水およびそこに生息する淡水魚の汚染や感染症に関するトピックもあり異分野の研究者・学生同士が交流する機会となりました。

シンポジウムの前後にはナミビア大学およびCentral Veterinary Laboratoryにて表敬及び施設見学を行い、今後の関係発展について意見が交わされました。

 

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